リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業 経済産業省
企業にこの情報を伝えることができているかどうか?
まずこの公募はすでに終了しています。
「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の一次公募は、令和5年5月10日(正午)をもちまして、公募を終了しました。
二次公募に関する概要・スケジュール等は、詳細が決まり次第、本ホームページにて公表します。
https://careerup.reskilling.go.jp/
私がキャリアコンサルタントの資格を取得したのが5年ほど前になるのだがその間、私はキャリアコンサルタントとして誰かの役に立てていただろうかとふと思います。今回、すでに公募が過ぎた内容をブログに書こうと思い立ったのも自分への反省の意味も込めてというのが本当のところです。
今現在、これから先、働き方は大きな変化の波に襲われています。それはAIなのか?戦争なのか?少子高齢化なのか?きっと様々な要因が重なって中には目指していた職業が淘汰されてしまっているということもあるでしょう。
キャリアコンサルタントが不足と言うが実際の活動の場はどこにある?
https://www.mhlw.go.jp/index.html
厚生労働省の資料によると私が取得した少し前ぐらいからでしょうか?育成計画というものが策定され技能士を国家資格化しつつかつ10万人の技能士の育成を計画していました。実際、取得を目指す人は多くいましたし活動領域は個人から法人、その他と幅広い場所での活動が期待されて国家資格化したはずでした。しかし現状、この資格のみで独立企業として活躍している人はどれほどいるのでしょう?企業内にてこのスキルを活かす仕事に配置されている人はどれほどいるのでしょうか?勿論、それは本人のやる気や努力と言った言葉で片付けることも簡単でしょう。ただ誰かの力になりたいと資格を取得し独立しても「仕事としてお金を頂く」ここまで辿りつくことが困難です。これはFP(ファイナンシャルプランナー)が金融機関や保険会社社員ばかりで手数料収入や企業(保険など)からのセミナー費用から収入を得ていることも近しく感じます。※決してそれを否定している訳ではありません。
人が転職を考えた時、どうするでしょうか?
これは私の実際の動きですが「転職エージェントに登録する」でした。キャリアコンサルタントがです。
こんな間抜けな話は無いでしょう。幸いにも?私は登録と面談、提案は受けましたが事情により「成約」には至らなかったのですが転職エージェントは企業の求める人材と転職希望者をマッチングさせるサービスです。主に企業からの手数料収入で成り立っていますので「コンサルティングアドバイザー」は無償で相談に乗ってくれます。求人活動のマナーや職務経歴書の添削から勿論、現場で働いている人たちですから登録する側からすると無料でサービスを受けることができる。これほど良いことは無いでしょう。
では「国家資格キャリアコンサルタント」はどうか?
私の知る限りこの資格単独で職として成立している人はごくわずかで後は社労士や税理士などの独占資格を持ったダブルライセンス以上の方々がサブとして利用しているという印象を受けます。
また、企業内での活動(大企業の事情は私には分かりませんが)として積極的に取り入れているということはあまり目にしたことは無いです。
そして推進を行なっている経済産業省、国は?公務員はどうか?
ハローワークで出会う親切丁寧にアドバイスを下さる職員さんの名刺には「キャリアコンサルタント」の文字が。
この人たちは「非正規雇用」がほとんどです。つまり数年ごとに他の人と椅子取りゲームをしなければならない。この現状を国が作り出していること自体、おかしなことです。
反省に戻る。
上記の用に批判だけをするのはフェアでは無いので自分はどうか?この5年間、どれほど人のキャリア形成のお手伝いができたか?
その報酬は頂いたか?金銭のやり取りを絶対的基準としている訳ではありません。「価値を示す目にみえる数字」それがお金だと思っているからです。
稼ぎはゼロ円
相談に乗ることはあります。一緒に考えることもあります。しかし「プロ」としての稼ぎはゼロです。
その間には高い会費や研修費、更新料、そもそも私が資格取得した時の講座は教育訓練費の対象外だった為、30万ほどを払っています。それだけのお金をかけて稼ぎはゼロ。これが私の成果であり力不足です。
- 企業に最初に挙げた支援情報を提供できていたか?NOです。
- 勤めていた会社内で提案を行ったか?NOです。
- 個人として対価を受け取りキャリア形成と向き合ったか?NOです。
「キャリアアドバイザー」の方がよっぽど役に立っています。たとえそれがノルマの為の営業とは言え彼ら彼女らはその人に良い提案を行なう努力をしているのですから。
また、大人だけではありません。子供の進路相談や家庭の問題、性教育、キャリアコンサルタントの領域はあるにも関わらずそれを他の職業の者に押し付けて来ました。
原点に変える。
Googleなどで「キャリアコンサルタント」と検索するとずらりと並ぶアフェリエイトサイトとスクールのサイト、出て来る「稼げない」「期待される職業」抽象的ワードが並びます。
正直、これはどんな領域でも言えるのかも知れませんが反省の意味も込めて「キャリアコンサルタント」と真面目に(不真面目だった訳ではありませんが)向き合っていこうと思います。
まずは目の前の人から支えていきたいと思います。それが情報提供なのか相談なのかは一歩ずつになるでしょうがよろしくお願いします。
私を育てて下さい。