キャリコンから見て大人にこそ読んで欲しい本

みなさんはどんな本を読んでいますか?

大人になると本を(正確には大人になっても)全く読まないという人もいれば大人になり仕事の為、幾つもの専門書を読む様になったという人もいるだろう。中には元々の趣味で読書を楽しんでいる人たちがいる訳だが今回は小説などの娯楽や芸術から離れた本を紹介したいと思う。

自己啓発

自己啓発という単語をネットで調べると(ここは辞書で調べるととしない辺りが私がズボラな性格だからだろう)

自己啓発(じこけいはつ)とは、自己を人間としてより高い段階へ上昇させようとする行為である。「より高い能力」、「より大きい成功」、「より充実した生き方」、「より優れた人格」などの獲得を目指す。他に、自己開発、自己啓蒙、自己変革、自己改革などの表現も使用される。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%B7%B1%E5%95%93%E7%99%BA

などと言った言葉がWikipediaには記載されています。これだけ聞くとなんだか私とは天と地ほどの差を感じる言葉に聞こえてきます。実際に巷の本屋さんにいくと正面にはランキングと称して各書、自己啓発の本が上位を占めており、これは実店舗だけで無くネット書店のAmazonや楽天などでも同じ現象が起きています。それだけ世の中の人が自分を変えようと努力をする為に手を取っている。普通に見ればそう捉えることが出来るのですが私にはどうもしっくり来ないこともいくつかあります。これは決してその人を侮辱しているという意味ではありません。ただ自己啓発本、最近ですとYouTubeの動画でもそう言ったものが検索すると簡単に出てきて誰でも手軽に観ることができます。そのこと自体は良いことだと私も思います。

自己啓発の前にできることは無いか?

私が勝手に思っていることなのですが自己啓発の書籍やコミュニティ参加、動画学習など手段は昔に比べると増えており情報量が逆に多すぎるのでは無いだろうかという点を危惧しています。特に影響力が出ている人たちが私が学生の頃に話題になった人達が(年齢がバレる・・・)再度、今の人達それも年上、年下関係なくということがまるで周期している様に感じ、その頃は見向きもしなかった人がその声を全て飲み込んで自分の言葉では無く中継機になってしまっているのでは無いだろうか?そんな気持ちが見ていて感じます。その人自体の影響を受けることを否定はしません。ただ情報元がその人の話となってしまうのが気になります。特に再現性の低い話などが書かれた著書などを読んでもそれを実践できる人間はそれを書いた人間だけです。もしかすると稀に上手くいく人もいるかもしれません。しかしそれは実力と運など色々な要素がたまたま噛み合っただけでは無いか。そう考えた時に今も昔も表紙が変わっただけで中身は変わっていないのかな?と書店で手に取って感じることもしばしあります。

否定も肯定もしない

卑怯な人間かもしれません。私はあまり深く読み込むことはしません。ただ自己啓発をするほどのできた人間では無いからと言う点と言っていることが難しいと感じたからです。その答えを求めて足掻ける人間であれば良いのでしょうが私自身はそうでは無いのでもっと簡単なところからスタートしよう。と言う考えを持っています。

14歳からの哲学

タイトルの読んで欲しい本、というよりは私が読むべき本はこれかな?と思いながら何度も読んでいます。著者は既に亡くなられている方で池田晶子さんと言う哲学者が若者にも読める様に噛み砕いて心、家族、社会、善悪などのことについて読者に語りかける形式の書籍となっておりそれぞれの項目に対して丁寧な語りと問いかけが詰まっており大人になった今こそ読み直すべき本だと勝手に思っています。丁度、20年前の書籍ですが考えるというより考えろそう諭されている様な気が読むたびに感じます。勿論、強引に進める訳ではありませんが一度、あなたの人生のうちに読む本リストに入れて頂けるといいなと思いこの本を紹介することにしました。

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