投資初心者への個人向け国債の話

まず個人向け国債とは何か？

テレビやネットなどで観たり聞いたことがあるかもしれませんがまず個人向け国債とは何かについて説明していきたいと思います。

この様にここ数年は先進国株、特にアメリカ株の投資信託が非常によく押されている印象が強いと思います。その為、取り敢えず銀行にノルマで作ったけど持て余していた積立NISAもしくは通常NISAを良く分からないという事から放置している人や逆にネットなどの情報が今は誰でも簡単に入手出来ることからいわゆる「インデックス投資」というものに注目が集まっていました。またその中でも特に「S&P500」という簡単に言うと日本で言う「日経平均株価」に当たる指数を基準とした投資信託への熱が高かった印象を受けます。この辺りの投資信託の話は別の機会にするとして今回の本題、個人向け国債について話を続けたいと思います。

国債に対する認識

外国ファンド？金融機関？それもありますね。実は国債の保有率トップはなんと日本銀行です。その次に続くのが金融機関、保険会社など、そして公的年金（皆さんの将来の年金も国債運用しているのです！）と続いています。なので個人向け国債というのは国債全体で見れば口の悪い言い方をすると端金なのです。日本銀行が何を発行しているかはなんとなく分かりますよね？そう皆さんの財布の中に入っているものです。（私の財布の中身はスカスカですが）つまり「日本である種、一番信用できる機関が一番多く保持している債権」ということになります。それだけ信頼度が高いと考えて下さい。

投資は嫌い？やりたく無い？

よくこう言って銀行に預けておくのが一番、という人がいますが「銀行に預けている＝銀行にお金を貸付投資を行なっている」という事を頭の中で紐づいていない方も多いのでは無いでしょうか。勿論、銀行預金は他の金融商品などに比べ利便性は圧倒的です。また一定の保証が存在します。しかし投資には変わり無いのも事実です。

実は一番、堅実な投資とも言える。

そのままですが私は最初に投資を学ぶのであれば国債の購入から始めることをお勧めします。また個人向け国債には10年、5年、3年の三種類が存在しますがお勧めは10年変動型国債です。こちらは世の中の情勢に合わせて金額が上下します（但し最低0.05%は保証）がこの記事を書いている今は国債の金利も上がっており銀行の金利を遥かに上回る金利となっています。また、お勧め理由として下記の理由が挙げられます。

勿論、絶対にこれを購入しろと言っている訳でも無いですし流行りの投資に乗っかることも否定はしません。ただ何か投資を考えているけどどうしたらいいのか？という人はまず最低限の知識、別にそれがYoutubeでもいいですから付けた上で個人向け国債を購入するところから始めることをお勧めします。

また、これは国は関係無いのですが購入先の証券会社や銀行独自で◯◯以上購入で現金プレゼントなどがあり実質金利が上がることもあります。そのことを踏まえるとまず何から始めようという時に国債は一番、私としてはお勧め出来る投資商品だと思います。因みに私が10年変動型をお勧めした理由は先の理由の他に各社のキャンペーンがこちらのみを対象とするパターンもある事から10年変動型をお勧めします。

どうやって買うの？

ひとまずネット証券でOKです。もしくは銀行でも大丈夫です。キャンペーン目的ならいくつかの証券を比較して口座を開設しましょう（比較的野村證券などの大手やネットですとSBI証券が常に行なっている印象です）。後はお金を入金して買うだけです。本当にこれだけです。株の様に上がった下がったと一喜一憂する事なく淡々と国債を積立して下さい。それだけでも十分なほどのあなたは投資家と言ってもいいでしょう。勿論、慣れてきたり知識が増えてくれば色々な商品に手を出すのもありですがどうしていいか分からない。でも付いていかなきゃと焦っている方はこれを実践して下さい。もしかしたら着いて行くどころか先頭を走っているかも知れません。

まとめ

投資は自己責任です。私が書いたこのブログで〇〇を勧めていたから買ったのに損をした！そんなことを言ったところで何も解決しません。（勿論、私があなたに対して詐欺行為など犯罪を行なったというなら別ですが）ただ今後、現役世代の方は嫌でも何かしらに投資を（それは自分に対してでもですね）行なっていかざるを得ないでしょう。そんな時、ふと日本国債を頭に入れておくことで意外とその悩みは解消するかも知れません。（憶測だけで物を言うなと怒られそうですが）ただ一度、投資を知りたいと言うのであればまずは個人向け国債から勉強してみるのが一番だと私は思っています。これは個人の感想ですのでそうじゃ無い！と思ったら私の発言は無視して下さい。それでいいんです！だって

なんですから。これだけを頭に刻み込んでおいて下さい。